どのドローンを買えばいいの⁉DJIドローンの選び方を解説!

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現在、ドローン市場には多くの選択肢があり、それぞれに特化した特徴があります。今回は、DJI NeoDJI Mini 4KDJI Mini 4 Pro、DJI Avata 2DJI Air 3sDJI Mavic 3 Proを比較し、それぞれの特徴や使用目的に合わせた選び方を解説します。

目次

DJI Neo
DJI Mini 4K
DJI Mini 4 Pro
DJI Avata 2
DJI Air 3S
DJI Mavic 3 Pro
どのドローンを選ぶべきか?

1. DJI Neo

DJI Neo

  • 重量: 135g

  • カメラ: 4K/30fps、12MP

  • 飛行時間: 最大18分(プロペラガード装着時は最大17分)

  • 最大伝送距離: 最大6km(OcuSync 4.0)

  • 障害物検知: 下方のみ

  • 価格: 約3.3万円~

  • スペック詳細:https://www.dji.com/jp/neo/specs

特徴: DJI Neoは、超軽量でコンパクトなドローンです。手軽に4K映像を楽しむことができ、重さはわずか135gと非常に軽量です。しかし、障害物検知機能が搭載されていないため、飛行時には十分な注意が必要です。金額も機体単体で33,000円からとなっており、手軽な空撮機が欲しい初心者の方やFPVゴーグルを使ったFPVドローンの練習をしたい方、屋内で練習したい方におすすめです。超軽量でコンパクトなドローンですが、100g以上の機体で日本で飛行させる際は飛行申請が必要なのでその点は注意してください。

2. DJI Mini 4K

DJI MINI4K

  • 重量: 246 g

  • カメラ: 4K/30fps、12MP

  • 飛行時間: 最大31分

  • 最大伝送距離: 最大6km(OcuSync 2.0)

  • 障害物検知: 下方のみ

  • 価格: 約4万円~

  • スペック詳細:https://www.dji.com/jp/mini-2-se

特徴: Mini 4Kは、非常に手軽に操作できるエントリーレベルのドローンです。246 gという軽量設計で、4Kの映像撮影が可能で、手軽に空撮を楽しめます。価格も非常にリーズナブルで、初心者におすすめです。

3. DJI Mini 4 Pro

DJI MINI4PRO

  • 重量: 249g

  • カメラ: 1/1.3インチCMOSセンサー、4K/100fps

  • 飛行時間: 最大39分(インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時)

  • 最大伝送距離: 最大10km(OcuSync 4.0)

  • 障害物検知: 全方向

  • 価格: 約11万円~

  • スペック詳細:https://www.dji.com/jp/mini-4-pro

特徴: Mini 4 Proは、軽量でありながら高性能なカメラと全方向障害物検知機能を備えたドローンです。全方向障害物センサが効いているので目視外飛行時における動画撮影や写真撮影の際や初心者の方でも安心して飛行させることが出来ます。画質も4Kで100FPSですので画質においても文句なしの性能となります。カメラを縦向きに回転させることもできるのでスマホの縦型動画を作成したい方にもおすすめのドローンとなっております。

4. DJI Avata 2

DJI AVATA2

  • 重量: 377g

  • カメラ: 1/1.3インチCMOSセンサー、4K/60fps HDR動画、155°の超広角レンズ

  • 飛行時間: 最大23分

  • 最大伝送距離: 最大10km(DJI O4)

  • 障害物検知: 下方・後方

  • 価格: 約7.3万円~

  • スペック詳細:https://www.dji.com/jp/avata-2

特徴: DJI Avata 2は、現在DJIで販売しているFPVドローンの最上位機種です。1/1.3インチCMOSセンサーによる高品質な映像を、155°の超広角レンズで撮影できるため、広範囲の視野を確保しながら空撮を楽しめます。FPVならではのダイナミックな飛行や撮影が可能で、特にアクション系の映像制作に最適です。FPVによる撮影を本格的に始めてみたい方にはこちらがオススメとなります。

5. DJI Air 3s

61OnSpPe1rL

  • 重量: 724g

  • カメラ: 1/1.3インチCMOSセンサー、4K/60fps、48MP

  • 飛行時間: 最大45分

  • 最大伝送距離: 最大10km(OcuSync 4.0)

  • 障害物検知: 全方向

  • 価格: 約15万円~

  • スペック詳細:https://www.dji.com/jp/air-3s/specs

特徴: DJI Air 3は、全方向障害物検知機能と高画質なカメラを搭載したドローンです。特に、48MPの静止画撮影と4K/120fpsの動画撮影が可能で、最大風圧抵抗も12 m/sと比較的風の強い日でも安定した飛行ができるので映像制作や空撮に最適です。MINI4PROより少し値段は上がりますが、飛行時間も最大46分と長く、安定した飛行ができるため、筆者的には特におすすめしたいドローンとなっております。

 

6. DJI Mavic 3 Pro

DJI MAVIC3 PRO

  • 重量: 958g

  • カメラ: 4/3インチCMOSセンサー、5.1K/50fps、20MP

  • 飛行時間: 最大43分

  • 最大伝送距離: 最大8km(OcuSync 3.0)

  • 障害物検知: 全方向

  • 価格: 約27万円~

  • スペック詳細:https://www.dji.com/jp/mavic-3-pro/specs

特徴: Mavic 3 Proは、プロフェッショナル向けのドローンです。5.1Kの超高解像度映像と、全方向障害物検知機能を備えています。撮影時間も最大43分と長く、長距離飛行や高品質な映像が求められるプロの仕事に最適です。

どのドローンを選ぶべきか?

ドローンの選び方は、飛行経験・撮影目的・予算などによって大きく変わります。
「軽量で気軽に楽しみたい」「高画質で本格的な映像制作をしたい」「FPVの世界に挑戦してみたい」など、何を重視するかによって、選ぶべき機種は人それぞれです。

今回ご紹介した6機種はどれもいい機体ですが、初心者の方には手軽なDJI NeoやMini 4K、本格的に撮影をしたい方にはMini 4 ProやAir 3、より高度な映像表現や仕事用途を目指すならMavic 3 Proなど、目的に応じてベストな選択をしていただけたらと思います。

また、当スクールでは各種DJIドローンの取り扱い・販売も行っており、ご希望に応じて機種選びのご相談にも対応しています。
「どれを選んでいいかわからない…」という方も、お気軽にご相談ください。講習と合わせてのサポートも可能ですので、安心してドローンライフを始めていただけます。

ドローンの世界は、ただ空を飛ばすだけでなく、新しい視点や体験をもたらしてくれます。
この機会に、あなたにぴったりの一台を見つけて、空からの新しい景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

林 大輔 林 大輔

インストラクターとして4年の勤務。一等無人航空機操縦士、修了審査員、民間資格インストラクターとして活躍している。 ドローンによる空撮やミラーレス一眼カメラでの撮影や編集も行っている。