1-2. 民間資格の費用相場と初学者・経験者の違い
国家資格の制度開始後も、基礎技術の習得や国家資格取得前のステップとして民間資格を取得する受講者は多くいます。代表的なものにJUIDAやDPAの認定資格があります。
民間資格の費用相場
- 基本コース:約20万円〜30万円
- 専門コース(空撮、測量など):基本費用+数万円〜10万円程度
民間資格は2〜4日程度の短期集中で取得できることが多く、費用も比較的安価です。まずは民間資格を取得してドローンの基礎を固め、その後「経験者」として国家資格の講習を受ければ、結果的に総費用や学習負担を抑えられるため、このステップアップのルートは有力な選択肢の一つです。ただし、2025年12月以降は民間資格による飛行許可申請の簡略化が廃止されている点を踏まえ、業務目的での活用を検討している方は国家資格の取得を優先することをおすすめします。
2. 受講料以外にかかる費用の内訳

受講料だけで予算を組むと、想定外の出費が生じることがあります。ここでは、見落としやすい追加コストについて解説します。
2-1. 必須となる法定費用・受験手数料
スクールを卒業しただけでは資格は発行されません。特に国家資格の場合、国や指定試験機関へ支払う以下の手数料が必要です。
- 学科試験受験料(日本海事協会):一等 9,900円 / 二等 8,800円(※CBT方式)
- 身体検査受験料:5,200円(書類受験の場合)
- 技能証明書発行手数料(国土交通省):3,000円 ※一等の場合は、登録免許税(3,000円)が別途かかります。
民間資格の場合でも、各認定団体への入会金やライセンス発行手数料(初年度1万円〜2万円)、更新料 (数千円〜1万円程度)が別途必要になるケースがほとんどです。
2-2. 資格取得にかかるその他の費用
試験やライセンス関連の手数料以外にも、以下のような費用が発生します。
- テキスト代:市販の参考書で約1,000円〜3,000円、スクール教材で約3,000円〜15,000円程度が一般的です。
- 交通費・宿泊費: 実地講習は郊外で行われることが多く、都心から通う場合の交通費や、合宿参加時の宿泊・食費がかかります。
- 補習・再審査費用: 実地試験に不合格となった場合、1回あたり数万円の追加費用が発生するスクールもあります。
- 機体レンタル代: 特殊な機体を使用する専門コースでは、別途レンタル料が設定されている場合があります。
資格取得から維持までの「トータルコスト」を事前に試算しておくことが、スクール選びで後悔しないための重要なステップです。
3. ドローンスクールの費用を安く抑える3つのポイント

資格取得にはまとまった費用がかかりますが、公的な支援制度やスクールの仕組みを活用することで、自己負担額を軽減できます。
3-1. 人材開発支援助成金などの活用
法人が従業員に資格を取得させる場合、「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)※1」を活用できます。
助成金のメリット(中小企業の場合)
- 訓練経費の最大75%が助成される
- 訓練期間中の賃金の一部(1人1時間あたり最大1,000円)が助成される
この制度を利用すれば、受講料の実質負担を軽減できます。ただし、訓練開始の1ヶ月前までに労働局への計画提出が必要です。助成金の申請サポート実績があるスクールを選ぶと、手続きの負担を軽減できます。
また、個人の場合は以下の教育訓練給付制度を活用できます。
【個人向け】教育訓練給付制度
|
種別 |
給付率 |
上限額 |
対象資格 |
|
一般教育訓練給付金 |
受講費用の20% |
10万円 |
一等・二等(スクールによる) |
|
特定一般教育訓練給付金 |
受講費用の最大50% |
25万円 |
一等(指定スクールのみ) |
3-2. 合宿免許や無料体験会・キャンペーンの利用
助成金以外の方法として、以下を活用するのも有効です。
- 合宿免許の利用: 宿泊費や食費込みのパッケージ料金となっており、通学型よりもトータル費用が割安になる傾向があります。
- 無料体験会・説明会への参加: 参加者限定の入学金免除や受講料割引が適用されるケースもあるため、事前に公式サイトのキャンペーン情報を確認しておきましょう。
4. 費用対効果で選ぶなら「卒業後の維持コスト」に注意

スクール選びでは初期費用の安さに注目しがちですが、費用対効果を高めるためには「卒業後の維持コスト」に目を向ける必要があります。
4-1. 卒業後に発生する高額な練習場代・レンタル代
ドローンの操縦技術を維持するためには、卒業後も定期的な練習が不可欠です。しかし、法律の制限により屋外で自由に飛ばせる場所は少なく、練習場所の確保にはコストがかかります。
- 練習場のレンタル費用:1時間あたり数千円〜、1日借りると数万円
- 機体のレンタル・保険費用:自前の機体がない場合はさらに追加費用が発生
初期費用が安くても、卒業後に毎月数万円の練習コストが発生すれば、総額では割高になる可能性があります。
4-2. アフターフォローが充実したスクールを選ぶメリット
こうした維持コストの問題を解決するのが、卒業生に対して自社の練習場を割引価格、あるいは無料で開放しているスクールです。
練習場所の費用が省けるだけでなく、最新の機体に触れる機会やインストラクターからのアドバイスを得ることもできます。長期的な視点で見れば、初期費用が少し高くても、卒業後の無料練習などのサポートが充実しているスクールを選んだ方が、トータルの費用対効果は高くなる傾向があります。
まとめ
ドローンスクールの費用は、取得する資格や経験の有無によって数十万円の幅があります。受講料だけでなく、受験手数料や交通費を含めた総額を把握し、助成金などを活用して賢く初期費用を抑えましょう。最も重要なのは、卒業後の飛行技術の維持です。アフターフォローが充実したスクールを選び、長期的な視点で費用対効果を高めてください。卒業後の無料操縦訓練など、アフターサポートの内容も比較したうえでスクールを選びましょう。
ドローンマスターズスクールの詳細
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ドローンマスターズスクール一覧
DMS茨城つくば校
DMS茨城笠間校
DMS埼玉浦和校
DMS栃木宇都宮校
DMS東京足立校
DMS千葉野田校(農薬散布ドローン専門)
DMS東京秋葉原校
参照・引用元一覧
人材開発支援助成金 - 厚生労働省 - https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html










