ドローン免許の費用はいくら?相場と安く抑える方法を解説

ドローン国家資格の取得には、受講料以外にも登録免許税や手数料など「見えにくい費用」が発生します。

この記事では、資格取得にかかる費用の総額シミュレーションとともに、内訳やコストを安く抑える具体的な方法を分かりやすく解説します。

 

この記事で分かること

  • 一等・二等資格取得にかかる実際の費用(受講料+法定費用)
  • スクール費用以外にかかる「隠れコスト(試験料・登録免許税)」の正体
  • 助成金も解説。費用を安く抑える5つの方法
  • 安いスクールと高いスクールの主な違いと選び方

目次

1. ドローン国家資格の具体的な費用相場

1-1.初心者(初学者)の場合の総額イメージ

1-2.経験者(民間資格保有など)の場合の総額イメージ

2. 費用の内訳と支払い先

2-1. スクールに支払う費用

2-2. 国・試験機関に支払う費用

2-3. 見落としがちな「隠れコスト」

3. ドローン技能証明の費用を安く抑える5つの方法

3-1.人材開発支援助成金を活用する

3-2.民間資格を取得して「経験者コース」で受講する

3-3.スクール独自のキャンペーンを利用する

3-4.セット割引(一等・二等)を検討する

4. 受講料が「高いスクール」と「安いスクール」の違い

まとめ

参照・引用元一覧

 

1. ドローン国家資格の具体的な費用相場

まずは、ドローン技能証明取得にかかる費用の全体像を把握しましょう。費用は大きく分けて、「スクールに支払うお金」と「国・試験機関に支払うお金(法定費用)」の2種類があります。これらを合算した「総額」で考えることが重要です。

1-1.初心者(初学者)の場合の総額イメージ

全くの未経験から国家資格を目指す場合の相場です。

項目

二等資格(基本)

一等資格(基本)

① スクール受講料

15万円〜40万円

60万円〜150万円

② 学科試験手数料

8,800円

9,900円

③ 実地試験手数料

免除(スクール修了審査のみ)

免除(スクール修了審査のみ)

④ 身体検査手数料

5,200円〜

5,200円〜

⑤ 交付手数料

3,000円

3,000円

⑥ 登録免許税

―(不要)

3,000円

合計目安

約17万円〜42万円

約62万円〜152万円

※スクール受講料は「実地試験免除コース」の相場です。スクールにより大きく異なります。 ※②〜⑥は指定試験機関や国へ直接支払う費用です。

1-2.経験者(民間資格保有など)の場合の総額イメージ

既に民間資格(JUIDA、DPAなど)を保有している場合、「経験者コース」を受講することで費用を大幅に抑えられます。

項目

二等資格(経験者)

一等資格(経験者)

① スクール受講料

8万円〜15万円

30万円〜50万円

②〜⑥ 法定費用

約1.7万円

約2.1万円

合計目安

約10万円〜17万円

約32万円〜52万円

2. 費用の内訳と支払い先

「受講料」と一言で言っても、その中身はスクールによって異なります。後悔しないために、見積もりの詳細をチェックしましょう。

2-1. スクールに支払う費用

一般的に、ウェブサイトに表示されている価格です。

  • 入校金・受講料: カリキュラム受講にかかる基本費用。
  • 教材費: テキストやオンライン学習システムの利用料。

スクールによっては、「修了審査料」が別途請求(1回1〜2万円程度)の場合があります。また、土日祝日の受講は割増料金になるスクールもあるため、事前の確認が必須です。

2-2. 国・試験機関に支払う費用

これはスクールではなく、申請時に自分で支払う費用です。

費用項目

内容

二等

一等

学科試験手数料

CBTテストセンターでの受験料

8,800円

9,900円

身体検査手数料

書類受検または指定機関での受験料

5,200円〜

5,200円〜

交付手数料

技能証明書の発行手数料

3,000円

3,000円

登録免許税

国税(一等のみ課税)

不要

3,000円

合計(書類受検の場合)

 

約1.7万円

約2.1万円

 

2-3. 見落としがちな「隠れコスト」

予算オーバーの原因になりやすいのが以下の項目です。

  • 再試験料(補習費): 修了審査に落ちた場合、追加の補習講習費や再審査料がかかることがあります。
  • 交通費・宿泊費: 遠方のスクールに通う場合や、合宿免許を利用する場合に発生します。
  • 機体購入費: 自宅で練習するためのトイドローンや、卒業後に業務で使用する機体の購入費用(数万円〜数十万円)。

3. ドローン技能証明の費用を安く抑える5つの方法

決して安くはないドローン技能証明の費用ですが、制度を適切に利用することで、実質負担額を大きく減らせます。

3-1.人材開発支援助成金を活用する

法人や個人事業主の方が従業員に受講させる場合、厚生労働省の「人材開発支援助成金」が利用できる可能性があります。※1

【助成率の目安】

コース

中小企業

大企業

人材育成支援コース(通常)

45%

30%

事業展開等リスキリング支援コース

75%

60%

注意点

  • 助成金には1人あたりの上限額が設定されており、受講料全額に最大助成率が適用されるとは限りません。
  • 適用されるコースや企業規模によって助成率が異なります。
  • 申請には訓練開始前の「訓練実施計画届」の提出が必要です。
  • 制度は年度ごとに改正される場合があります。

3-2.民間資格を取得して「経験者コース」で受講する

「いきなり国家資格はハードルが高い」という方は、まず安価な民間資格を取得し、その後「経験者」として国家資格コースに進む方法があります。スクールや民間資格の種類によっては、トータルの費用が初学者コースより安くなる場合もあり、段階的にスキルアップできるメリットがあります。

3-3.スクール独自のキャンペーンを利用する

「開校記念」「季節の割引」「早期申込割引」「説明会割引」「紹介割引」など、スクール独自のお得なキャンペーンは見逃せません。特に新しいスクールや、受講生を募集したい閑散期には、数万円単位の割引が実施されることがあります。

3-4.セット割引(一等・二等)を検討する

将来的に一等資格も視野に入れているなら、二等と一等をまとめて申し込む「セットコース」がお得です。別々に受講するよりも入学金や事務手数料が割安になる設定が多く見られます。

4. 受講料が「高いスクール」と「安いスクール」の違い

相場より著しく安いスクールには、何らかの理由があると考えられます。価格差の背景を知り、自分に必要な環境を選びましょう。

比較項目

安価なスクールの傾向

価格が高いスクールの傾向

講習人数

講師1名に対し受講生が多め

講師1名に対し受講生が少なめ(マンツーマンに近い)

練習環境

屋外のみ(天候で中止リスクあり)の場合も

屋内練習場完備(天候に関係なく受講可能)

機材

旧型モデルを使用

最新の国家資格対応機を使用

サポート

卒業したら終了

卒業後も練習場の利用や相談が可能

 

ドローン操縦は「技術」です。待ち時間が長く練習量が不足すると、結果的に試験に落ちて追加費用がかかるリスクが高まります。「一回あたりの飛行練習時間」に着目してスクールを選ぶのがコツです。

ドローンマスターズスクールの詳細についてはこちら

まとめ

ドローン国家資格の取得には、スクールの受講料以外に「受験手数料」や「登録免許税」などの諸経費が必ず発生します。後悔しないためには、最初から「総額」で予算を組むことが大切です。

費用を最小限に抑えるためのポイントは以下の3点です。

  1. 「経験者枠」の活用:民間資格や飛行実績があれば、講習費用を大幅にカットできます。
  2. 助成金の活用:法人や個人事業主なら、国の助成金で受講料の一部を補填できる場合があります。
  3. 隠れたコストの確認:身体検査料など、国に支払う数万円単位の諸費用も予算に含めておきましょう。

ドローン免許は今後の活動を広げるための「投資」です。ご自身の目的に合わせ、最適な取得ルートを選んでください。

 ドローンマスターズスクールの詳細

■ドローンマスターズスクールの特徴や国家資格制度について、さらに詳しく知りたい方は当スクールの「無料説明会(ドローンセミナー)」に是非ご参加下さい!

ドローンマスターズスクール一覧

DMS茨城つくば校
DMS茨城笠間校
DMS埼玉浦和校
DMS栃木宇都宮校
DMS東京足立校
DMS千葉野田校(農薬散布ドローン専門)
DMS東京秋葉原校

参照・引用元一覧

  1. 厚生労働省「人材開発支援助成金」 - https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html

 

この記事を書いた人

中山 慶一 中山 慶一

ドローンマスターズスクール運営元 株式会社モビリティテクノ ドローン事業部統括部長 2017年からドローン業務に従事し外注案件及び新規スクールの開校を手掛けています。